得意技 “ハーイ”の誕生秘話

指に乗るのはちょっと苦手

だいぶ更新が途切れてしまいましたが、過去写真発掘、久しぶりに書いてみます。

2012年06月25日の写真です。

手乗り?頭乗り?

我が家にきて5か月くらいたった頃の写真です。
鳥さんの飼育書では、ステップアップと言って、差し出した指に乗る練習をすることがすすめられています。

指を怖がらずに自ら乗ってくれるようになっておいた方が、ケージに戻る時などもすんなり移動できるし、双方にとってストレスがなくてよいのです。
もともと鳥さんには胸のあたりに差し出された棒状のものに足をかけて乗る習性があるとのことです。

で、しおりの場合……、

練習はしたんですよ。何度も。

でもかいぬしの練習の仕方が悪かったのか、差し出した指にはほぼ乗ってくれません。

しおり:「頭の上の方が好き!」

飼育書によると、鳥さんは高いところが好き。そして高いところにいると気が大きくなる。自分の方が偉いと思って攻撃的になりがち、ということで頭の上に乗せるのはあまりよろしくないとのことですが。

 

確かに得意そうなお顔で、頭の上に乗っています。
しおりの方が偉いもん」と思ってそうなお顔ですね。

 

あれこれやっているうちにようやく手にものってくれるようになりましたが、乗る場所がちょっと変。
指の上を歩いて行ってしまって、指ではなく手の甲とか、

最終的には反対側まで進んで小指の上とか。

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まあリラックスはしてくれているようです。

 

 

こちらは比較的普通に乗っているバージョン。

 

 

でも割と傾きがち。

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まあこれはかいぬしもまだ乗せ方が下手だったのでしょう。

***

そうこうしているうちに、人差し指を差し出すと、乗るのではなく自分の片足をあげてこたえる、という別の技をしおりみずから編み出してしまいました。差し出された指に乗るのが面倒なので、乗らずに片足をあげるだけで済ませているうちに、かいぬしが喜ぶものだからそれがだんだん進化してしまったというところでしょうか。

それから12年経ちました。
しおりはハーイの技をますます洗練させていき、(なぜか時々自主練しています)、足はますます高く、バリエーションも増え、今では代表的な得意技になりました。 (こちらは、2020年の写真です)

差し出す指の角度によって、ハーイと、握手(指に足をかける)と、タッチ(指先と自分の足先を軽く合わせる)の三種類を使い分けるまでになり、写真もたくさんあるのでそのうちにまた載せさせてください。

 

時々「手乗りですか」という質問を受けることがあるのですが これには内心(実はよくわからないんですが)と思いながら答えています。今でも指にはあまり乗ってこないので。そういう意味では、少なくとも飼育書で推奨される関係には到達できてないのかもしれませんね。

でも別に手が嫌いなわけではなく、スマホを持っていると、スマホ邪魔!と言わんばかりに無理やり体をねじ込んで手の上に乗ってくるし、手の上で眠ったり甘えたりはしてくるし、なでてほしくて指に頭を寄せてくることもしょっちゅう。
ステップアップができなくても、それはまあいいや、ということにしています。

ちなみに、ケージになかなか戻らないとか、行ってほしくないところから引き戻す時などは、お気に入りのハンガーを差し出すとすんなり乗ってきます。
そのハンガーをタクシーがわりに使って部屋の中を移動しています。

(でも指には頑として乗らない)

***

四月から製本の講師となり、ワークショップの準備などで忙しくなって更新が止まっておりましたが、また少しずつ更新できればと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

最近の1枚

記事は古い写真中心なので、Instagramから最近の1枚を。

「ことり」とは思えないたくましい水浴び姿。素晴らしい太ももです。


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